犬飼現八信道
粋な兄ちゃん。根っからの武闘派。 武士の血は入っていないのに武士の家で割と幸せに暮らしていた人。ゆえに人格形成に揺らぎがなく安定した様子。事実、彼の身内には血みどろの死を迎えた人物はいない。珍しすぎる。 おそらく不幸が身の回りに少なかったせいで、八犬士の中で一番「生を楽しんでいる」実感がありそう。街の捕り物名人として人気者の兄貴が容易に想像できる。女性にも優しそうだ。 重い背景がないので、赤岩妖猫譚で見つけた新犬士・犬村大角と後々行動を共にする。信頼していた父と妻の私という悲劇を背負った大角を補助し保護するのに適役だったのではないだろうか。面倒見がいいのかも。 外見としてはOVAのキャラデザインにカルチャーショック的インパクトがあった。 彼の「信」の玉はおそらく「自分を信じる」ことに繋がっていそうな感じ。勘だけど。信じるという行為は人間が出来ていないとできないのだ。単なるお人好しではいけないし。 一人称は「俺」な人。 |